今週は、台湾の原住民、パイワン族の男性シンガーソングライター・曾瑋中(そういちゅう)による台湾語の歌「豊収」(豊作)をご紹介いたします。
曾瑋中は、「原住民なのにどうして台湾語で歌うのか?」と、彼はよく聞かれたそうです。「原住民は自分の生まれで、台湾語は自分の育ち。その両方があるからこそ、今の自分がいた」と気付き、音楽にその両方の要素を取り入れることにしました。
「豊収」(豊作)は、「手を繋いだら、もう友達だ」と、原住民族の親切で、楽観的な個性を歌っています。曲の中にパイワン族の歌「あなたも私もパイワン族人」も取り入れられています。