最近、いろんな大変なことが起きていますね。日本では、先月29日に、著名なお笑い芸人、志村けんさんが亡くなりましたね。台湾でも、名司会者とダンサーの劉真(セレナ・リュウ)と、名政治家、郝柏村・元行政院長が、病気でそれぞれ3月22日と30日に亡くなりました。
どんなに悲しんでも、亡くなった人は戻ってきません。それではせめて、「さよなら」を言って、その人達の旅立ちを送りましょう。今日お送りする歌は、1970年代から活躍している女性歌手、黄鶯鶯(トレーシー・ホァン)による「一声再見(さよならの一言)」です。
恋人に別れ話をされて、悲しい気持ちいっぱいでしたけど、もう二人はやり戻すことができないとわかり、「さよなら」で相手を祝福しかないという心境を歌っています。恋に関する歌ですが、尊敬していた人の突然死で驚かされた気持ちとは結構似ていると思います。
この歌の原曲は、日本の男性シンガーソングライター、小田和正による「さよなら」です。白い冬の日に、愛していた女性に別れを告げている一曲です。
(編集:曽輿婷/王淑卿)