先週の水曜日、10月9日に、台湾の大御所歌手、文夏は9月中旬肺炎のため入院していたとき、介護者によって覚醒剤を投与されたと見られて、5日間も昏睡状態に陥っていたことが明らかになり、世間を大きく驚かせました。
文夏は、中学時代に日本に留学していました。千に上る日本の名曲を中国語と、台湾最大の方言、台湾語にカバーし、日本の歌のカバーソングの流行りに大きな役割を果たしました。
先月の12日から入院している彼は、13日から18日の間に原因不明の昏睡状態に陥り、その体から覚醒剤の陽性反応が検出されました。幸い、文夏の体の調子は、今だいぶ回復したそうですが、もしかしてその覚醒剤は、介護士によって投与されたのかと、検察官は今、調査を進めています。
今日は文夏の最も知られている一曲、「星星知我心」(星は何でも知っている)をお聞きいただきましょう。原曲は、平尾昌晃が1958年に発表した歌で、その後文夏によって台湾語に翻訳されました。歌詞の内容も、歌の中のセリフも原曲通り、星空の下でキスを交わした女の子の可愛らしさを歌っています。
(編集:曾輿婷/王淑卿)