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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送ウーロンブレーク(2019-09-11)「月娘晚安」/藤島桓夫「お月さん今晩は」

  • 11 September, 2019
ウーロンブレーク(水曜日)
台湾著名の絵本作家、幾米(ジミー)のヒット作『月亮忘記了』(君といたとき、いないとき)のキャラクターが、新北市新店渓碧潭で再現された。(写真:新北市観光旅遊局/提供)

今年の9月13日(旧暦8月15日)は、中華圏の三大伝統行事の一つ、中秋節です。この日になると、台湾は休日となり、みんなが月見をして、文旦(ブンタン)を食べる習慣があります。今日は、台湾最大の方言、台湾語による月に関する一曲「月娘晩安」お聞きいただきましょう。

「月娘晩安」という曲名は、日本語の原曲のタイトルと同じ、「お月さん今晩は」という意味です。原曲は、昭和時代の演歌歌手、藤島桓夫が1957年に発表したヒットソング、自分を捨てて都会へ向かった女の子に対する思いを歌っています。「かえりの港」や「さよなら港」などのマドロス演歌で知られている藤島桓夫にとっては、新たな試みであった一曲でしょう。

「お月さん今晩は」は、後に台湾著名な民謡作曲家と台湾語歌手、呉晉淮によってカバーされました。日本統治時代の1916年に生まれた呉晉淮は、日本の音楽学校で、「丘を越えて」の作曲家、古賀政男に師事しました。戦後「矢口晉」という芸名で日本の音楽界で活動していましたが、1956年、40歳の頃に母親を亡くしたことをきっかけに台湾へ戻りました。それ以降、数々の台湾語歌謡を発表し、台湾語音楽界に大きな貢献を果たしました。

今週お送りする「月娘晩安」は、残念ながら呉晉淮のバージョンではなく、もうひとりの台湾語男性歌手、王瑞升によるバージョンです。地元を出て行った、好きな女の子のことを思いながら、「彼女の噂を聞いたら、私に教えてくれよな」とお月さんに頼むことを歌っています。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

 

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