今週、台湾の二番目に大きいエスニックグループ、客家人の言葉、客家語による歌《轉年》をお送りいたします。歌のタイトルを日本語に直訳しますと、「家に帰って旧正月を過ごす」になります。
この歌は客家語の男性シンガーソングライター、陳永淘が2000年に発表した歌です。歌詞は1940年代から60年代の社会を描いています。客家農村の若者たちがふるさとを離れて、別の都市で頑張って働くため、旧正月の期間しか家族と再会することができません。このため、旧正月が近づけば近づくほど、家族が恋しくてたまらない心境を描く一曲です。それでは、お楽しみいただきましょう!