戴開成さんは、バイリンガル落語家(開樂亭凡笑)、出版企画・編集、コミュニティ建設、通訳等で活躍するマルチクリエーター。父は北京の清華大学出身の建築士。幼少期は天津で過ごし、小学1年生の時に一家で日本に移住。その際に落語と出会う。小学4年生の時に祖父母が居住していた台湾に再移住し、日本語、中国語のバイリンガルとして成長。日本での専門学校留学時代に落語と再会し、独学で習得。現在は日本語、中国語のバイリンガル落語家・開楽亭凡笑として、台湾の各地で公演を行なっているほか、出版社の企画・編集、台湾歴史資源経理学会の国際研究員、通訳としても活動。
前半は戴さんの生い立ち、東京の小学校での恩師と落語との出会い、小学校4年で台北に移住後、専門学校生として日本に留学後に落語と再会した経緯を中心にお話を伺う。