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Rti 台湾国際放送Rti 台湾国際放送GO GO台湾 - 2021-08-07_東京オリンピックで人気急上昇「東澳エリア」

  • 07 August, 2021
GO GO台湾
中国語の“東京オリンピック”の略称である「東奧」 と同じ発音で、字も煮ているということから今、人気急上昇のスポット、台湾北東部・宜蘭の「東澳」。オリンピックバージョンの台湾ビールで“さんずい”部分を隠して写真を撮るのが流行っている。(写真:CNA)

トーク①:東澳・粉鳥林海灣 ≫

東京オリンピックも明日まで!連日、各選手の活躍に盛り上がっていますね。台湾でも今回の東京オリンピックは開会式の盛り上がりから始まり、選手たちも大活躍です。日本と台湾は地理的にも近いですし、スポーツの交流も盛んなので、台湾の選手にとっては今回、ホームのような感覚でもあるのかもしれません。

そんな東京オリンピックで活躍した選手の出身地では特に大盛り上がりですが、今、台湾でオリンピックに絡んで人気となっているスポットがあるんです。

それは、台湾北東部にある「東澳」という場所。

なぜ東京オリンピック絡みで人気となっているのかというと、オリンピックの中国語は「奧林匹克」といいます。東京オリンピックはその頭に“東京”とつけて「東京奧林匹克」となって、略称は「東奥」と言われます。

その東京オリンピックの略称「東奥」と、台湾北東部の「東澳」が同じ発音で、漢字も“奥”に“さんずい”がついているかついていないかだけ…と似ていることから、在来線台湾鉄道の「東澳」駅にやってきて、駅名の看板の前で写真を撮るのが流行っているんです。

しかも、ポイントは、今台湾で販売されている台湾ビールのオリンピックバージョンがあるんですが、そのビールで“さんずい”部分を隠して撮るのが流行っているようですよ。

さて、そんなオリンピック絡みで注目を集めている「東澳」ですが、このエリアのおススメスポットは「海」!

中でも有名なスポット「粉鳥林海灣」は、ティファニーブルーの海が広がる絶景スポットとして人気です。

ここは昔、港にたくさんの野生のハトが生息していたことから、台湾語で“鳩”のことは「粉鳥(ふんじゃぉ)」ということから、音に当てはめて「粉鳥林」と呼ばれるようになったそうです。

なんでもこの「粉鳥林海灣」が整備されたのは数年前で、それまではロープを使ってよじ登らなければならない堤防だったそうです。今はコンクリートの階段が作られ整備され、その美しい海を気軽に楽しめるようになりました。

実は2019年に、連日の大雨から入り口が崩れてしまったそうですが、今は修復が完了して再度開放されています。

この「粉鳥林海灣」はゴツゴツした岩が多く、水深も深いため泳ぐことはできませんが、その景色の美しさに多くの人が魅了されています。

その「粉鳥林」の小さな漁港は、人里離れた場所にひっそりとあって、その地形から三方向を山に囲まれた中にある漁港で、しかももちろんその漁港の水もティファニーブルー…と、ちょっとした秘境のような感覚です。

そしてその漁港の近くでは、日本では“台湾風ねぎ餅”と呼ばれる「蔥油餅」のお店や、“台湾ソーセージ”「香腸」、そしてアイスにピーナッツ粉やパクチーをトッピングしてクレープのような生地でくるんだ“ピーナッツアイスクリームクレープ”「花生捲冰淇淋」など、屋台がいくつも出ているので、小腹を満たすこともできます。

また、屋台だけでなくお店、「阿滿姨小吃部」というお店があって、そこでは、お刺身や、魚やイカを焼いたものなど、地元でとれた海鮮の料理が食べられますよ。

「粉鳥林海灣」までのアクセスは、在来線台湾鉄道「東澳」駅から南に徒歩40分です。

トーク②:東澳・東澳海灘&東岳湧泉≫

海の美しい風景を楽しむのなら、「東澳沙灘(東澳ビーチ)」や「東澳小桃瀑布」もおススメですよ。

「東澳小桃瀑布」は名前に“瀑布”とついていますが、滝はどこ?というようなところで、メインは“東澳海灘が一望できる”というスポットです。

「東澳海灘」は、およそ3.5キロにわたる弧を描く海岸となっていて、遠くまで続く海岸線と青い海の眺めは最高です。

こちらは「東澳」駅から北東方向に歩いて30分ほどです。

そして、この「東澳」エリアの海の楽しみ方と言ったら眺めるだけではありません。ここでは、カヤック体験が楽しめるんです。

周辺の広いエリアで楽しめるスポットがあって、ここ数年、台湾の人たちの人気アクティビティスポットとなっています。

日本語に対応しているところは今のところ見つけられませんでしたが、カヤック体験ができる現地ツアーがありますので、もし中国語がわかる方でしたら一緒に参加して楽しめると思いますよ。

また、「東澳」エリアには、キャンプ場もあちこちにありますので、キャンプを楽しむ人も多くいますし、キャンプをして朝から“日の出カヤック体験”に出かけるプランなんかもあるようです。

「東澳」は、自然やマリンアクティビティを楽しめるスポットとして注目のエリアです。

ただ、この「東澳」駅、普通列車しか停まりませんし、付近には台湾鉄道以外に公共の交通機関も、レンタカーやレンタサイクルのお店もありません。

車があれば、実は、昨年(2020年)1月6日に「台9線蘇花公路山區路段改善計畫(台9線蘇花公路山間部改良プロジェクト/通称:蘇花改)」による蘇澳~花蓮間の高速道路が全線開通したことから便利になったのですが、車がないとちょっと不便なところです。

タクシーも呼ばないと駅前でもいません。ですので、もしレンタカーや車のチャーターをする場合には、最寄りの大きな駅「羅東」や「蘇澳」で手配するのがおススメですよ。

「そっか…『東澳』行ってみたいけど、車がないと厳しいか…」とあきらめないでください。

駅から徒歩15分の場所にも楽しめるスポットがあります!(15分くらいなら頑張って歩けそうでしょ?)

無料で楽しめる避暑スポット「東岳湧泉」という場所です。

ここは、鉄道の北回り線複線化工事の際に掘り起こされた水源で、年間を通して水温は14~16度、水深は50cmと、大人も子供も一緒に楽しめる天然プールのような場所なんです。

夏場に水温14℃だったらホントに気持ちがいいですよね~。しかも水も透明度が高くてきれいなんです。

暑い日にここに来たら、子供じゃなくても水に入りたくなります。

しかも、鉄道の複線工事の際に掘り起こされた…というだけあって、鉄道の高架のすぐそばにありますので、普通列車からタロコ号やプユマ号まで、列車が通り過ぎるのをすぐ近くで見ながら楽しめますよ。

周辺には浮き輪や水鉄砲を売っているお店があったり、水のエリアだけでなく、台湾ソーセージ「香腸」など、ちょっとした食べ物を売っている屋台があったり、また芝生エリアもあって、レジャーシートを敷いてゆっくりしているファミリーも多くいます。

ここで足を水につけてのんびりと“涼”と列車を楽しんではいかがでしょうか。

ただ、水のエリアは遮るものがないので、日傘などを持っていくことをおススメします。

「東岳湧泉」へは、在来線台湾鉄道「東澳」駅から北に向かって徒歩15分。「東澳北溪」という川を渡った先にあります。

トーク③:東澳・東澳國小&泰雅族景觀台 ≫

ご紹介した観光スポット以外にも「東澳」駅周辺を散策してみるのも楽しいと思いますよ。台北などの都市とは違う田舎の雰囲気なんですが、全体的に街も建物も、こざっぱりしていて、街を囲む山がそうさせているのか、なんだか澄んだ空気感があります。

「東澳」駅から歩いて5分くらいの場所にある「東澳國民小學(東澳小学校)」なんかは、山を背景に背負って建つきれいな校舎に、芝生のグラウンドが素敵な、絵になる学校ですよ。

また、町を歩いているとあちらこちらに菱形の模様を目にすると思います。この周辺は昔からタイヤル族の人たちが多く生活している場でもあって、近くには「泰雅族景觀台(タイヤル族景観台)」というスポットもあります。

結構な山道を登っていくのですが、その景観台からは「東澳」を俯瞰できて、新たに開通した「台9線蘇花公路山區路段改善計畫(台9線蘇花公路山間部改良プロジェクト/通称:蘇花改)」の道路や台湾鉄道の線路、そしてかつて線路が走っていた高架とその下にある「東岳湧泉」などが一緒に見下ろせる他、海も見渡せます。

これだけ見晴らしのいい場所ですので、かつてはタイヤル族の人がここから辺りを見渡して、敵の侵入を防ぐ目的としていた場所です。今はその櫓も観光スポットとなっています。

これまで台湾北東部といえば、「蘇澳」や「南澳」はよく名前が出てくるのですが、「東澳」というと、台湾の人でもあまり聞いたことがない人が多い場所だったのですが、ここ数年、、夏の避暑地として台湾の人たちの中でも注目が高まっていたところなんです。

それが今回、東京オリンピックでますます注目を集めることになった「東澳」。皆さんも、夏場に台湾を訪れる際にはぜひこのエリアにも足を運んでみてくださいね。

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