台湾博物館(2020-08-02)李登輝・元総統が97歳で死去、台湾と日本で反応に温度差/インタビュー・星友康(続き)

  • 02 August, 2020
  • 早田 健文
1995年、当時の李登輝総統は、現職総統としてアメリカを訪問し、母校のコーネル大学で講演を行った。タイトルは「民之所欲、長在我心」。これが、台湾と中国大陸の間の緊張を招くことになる。(写真:CNA)
蔡英文・総統は、晩年の李登輝・元総統夫妻を訪問。(写真:総統府)
法律家の星友康さんにインタビュー。台湾国際放送で。(写真:rti)

李登輝・元総統が97歳で死去、台湾と日本で反応に温度差

李登輝・元総統、7月30日午後7時24分に台北栄民総医院で病気のため死去

 

日本では、李登輝・元総統の日台親善と民主化推進を評価

安倍首相、「日本と台湾の親善に貢献」「台湾に自由、民主、人権、普遍的な価値を確立」

官房長官、外相も哀悼を表明

 

蔡英文・総統、政府機関・学校に半旗掲揚を指示

蔡英文・総統、「李登輝・元総統は、台湾を台湾人の台湾にした」「権威主義の反発と民主主義の理想の間で、台湾を静かな革命に導いた」「民主と自由を台湾に残した」

 

馬英九・前総統、「李登輝・元総統の台湾の民主主義に対する貢献に感謝」

陳水扁・元総統、「李登輝・元総統があれほど早く国民党主席を辞任しなければ、第一回の政権交代後の政局はより安定しただろう」

 

台湾では、李登輝・元総統の「功罪」の観点で論議

「功罪は後世が評価するだろう」「歴史に対する功罪は評価を待つ必要がある」

「ミスター・デモクラシー」それとも「台湾独立のゴッドファーザー」

 

国家全面改選、憲法改正、総統直接選挙実施で民主化推進

国民党のライバル政治家との対決、中国大陸との関係悪化

複雑な面を持つ政治家

 

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インタビュー

司法院法官学院講師・星友康

「中華民国国籍を取ったら何が変わる――(続き)」

 

台湾と日本の二重国籍とは何か。7月5日の放送に続いて、星友康さんにお話を聞く。

中華民国国籍(通称は「台湾籍」)を取得する日本人は、年間30人ほどいるという。そのうち20人は結婚が理由だが、10人はそれ以外の個人的な理由で取得しているという。その中華民国国籍を、結婚ではない理由で取得した一人が、司法院法官学院で講師を務める法律家の星友康さんだ。

中華民国国籍を取得したら何が変わったのか。本当に台湾人になることができるのか。星さんの内面にまで踏み込んでみる。

 

【星 友康(ほし ともやす)】

1971年生まれ

1993年9月から台湾在住

■学歴

物理学学士

台湾大学法学学士

台湾大学法学修士

台湾大学法学博士在学

■現職

司法院法官学院講師

考試院考選部 出題・審題委員

私立淡江大学日本語学部講師

私立東呉大学法学部 講師

三達智慧財産権事務所 顧問

立法院 委員助理

■専門

知的財産権(特許法、著作権法)

 

(インタビュー:早田健文)

 

使用曲 茄子蛋(EggPlantEgg)「浪子回頭(Back Here Again)」

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