ウーロンブレーク(2020-06-24)黄乙玲「小雨小雨」

  • 24 June, 2020
  • 曾 輿婷

さて、今週は、雨に関する一曲をお送りしたいと思います。台湾最大の方言、台湾語の女性歌手、黄乙玲(ホァン・イーリン)による「小雨小雨」です。

雨をテーマとした歌は、大体悲しい気持ちを歌うものが多いですが、このうたも、例外ではありませんよ。

「この恋には、もう愛が残らなくなった。これほど待っていても、貴方は私の気持ちを全然知らないのだろう」と、この歌は冒頭から、ただ待っているだけの恋を諦めてしまいたいという気持ちを歌っています。歌詞から察しますと、歌の中の女性は、好きな人がいつか本気で振り向いてくれると信じたけれど、結局相手に散々裏切られ、寂しい思いをばかりしてきました。女性はとうとう諦める考えを示したようですが、やはり諦めきれずに、「小雨よ、どうか私の気持ちを彼に伝えてくれ」と、降りしきる小雨に何度も願いをかけました。

この歌の原曲は、日本の演歌歌手、八代亜紀が1980年に発表した名曲「雨の慕情」です。忘れたいはずの相手のことが、どうしても思い出してしまう、憎いと恋しい、2つの気持ちがめぐりにめぐることを歌う歌です。

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

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