ナルワンアワー(金曜日) - 2020-06-19静岡県、ビデオメッセージで台湾に感謝

  • 19 June, 2020
  • 駒田 英

 国内での感染例が2ヶ月以上なしと、新型コロナウイルスの流行を抑え込んでいる台湾では、「taiwan can help」をスローガンに、世界に向け様々な支援を行っています。その支援は政府、地方自治体のみならず、民間団体からも行われています。

 こうした中、中華民国政府から医療用マスク、保護メガネ、防護服などの感染防止グッズを寄贈された静岡県の自治体や団体が協力し、台湾へのビデオメッセージを送りました。

 静岡県は2013年4月、台湾との観光、文化、スポーツ、経済など各分野での交流促進を目指し、台北市内に通称「ふじのくに静岡県台湾事務所」、正式名称、公益社団法人静岡県国際経済振興会台北弁事処を開設しました。県レベルでは沖縄県に次いで2県目というものです。

 同弁事処の宮崎悌三処長によりますと、新型コロナウイルスの流行後、静岡県へ中華民国政府から2万枚の医療用マスクが寄贈されたほか、静岡県及び静岡市には、台湾最南端の屏東県から防護服と保護メガネが、藤枝市は、台南市から保護メガネが、そして伊豆市の選挙管理委員会には、台湾のロータリークラブからマスク2万枚が寄贈されるなど、台湾から静岡県の各自治体に、感染防止の為の物資が寄贈された、ということです。

 そして、これらの物資を受け取ったあと、静岡県内では、台湾に対してなにかお礼ができないかという声が各地から起こったことから、感謝のメッセージ映像を作成することが決まった、ということです。

 10日に公開された映像には、物資を寄贈された各自治体のほか、新型コロナウイルス流行前、台湾の観光客を出迎えてきた富士山静岡空港や、観光バスやフェリー、ホテル、道の駅など、観光産業の関係者のほか、台湾でも人気の漫画「ちびまる子ちゃん」も登場しました。

 そして、物資へのお礼と共に、共にこの困難を乗り越え、また会いましょうという、コロナ収束後の再会を願うメッセージが送られました。映像では、標準中国語で書かれたお礼のメッセージボードを掲げる人達もたくさんいたほか、台湾留学経験がある県民の石川さんが、「台湾の皆さん、ありがとうございます。皆様の存在がいつも私たちの力になります」と流暢な標準中国語でメッセージを送りました。

 宮崎処長はこのビデオメッセージについて、台湾の人々へ感謝の気持ちを伝えることと共に、台湾の人達に、日本の人々も元気で過ごしていることを伝えたかったと説明、静岡県の人達は、台湾の人々を、日本が困難に直面した際、常に心から関心を寄せてくれる友人と考えているとして、コロナ収束後、再び静岡県を訪問していくれることを心から期待している、と述べました。

 なお、宮崎処長は、台湾の新型コロナウイルス抑え込みを評価、静岡県が学べるよう、毎週日本側に台湾の取り組みを伝えていると説明しました。

 共にコロナを乗り越え、再び自由に往来できる日が待ち遠しいですね。台湾と静岡の今後のさらなる交流に期待しましょう。

 

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