ミュージックステーション(2020-05-25)神棍楽団『神一樣的存在』

  • 25 May, 2020
まるで宗教のように掲げられており、反論することが許されない社会的価値観を覆したいという気持から、自分たちのことを「宗教詐欺師」と名付けたゼンクァン。(写真:神棍樂團ZenKwunのフェイスブックファンページより)

今週は、とても癖があると言われているバンドの歌をお送りしたいと思います。「神棍楽団(ZenKwun/ゼンクァン)」です。神棍は、中国語で、宗教の詐欺師のことです。結構変わっている名前ですね。

神棍楽団(ゼンクァン)は、2006年に結成された六人バンドです。通常のロックンロールに、チャルメラ、二胡、琵琶など中国の伝統楽器を取り入れ、さらに仏教や道教など台湾の民間信仰、台湾の二番目に大きいエスニックグループ、客家人の音楽、モンゴル族の伝統音楽など、様々な要素を取り込んだ音楽を創作しています。彼らの歌は、まさにその名前「宗教詐欺師楽団」のように、聞いていると、中華圏の宗教行事が思い浮かびますが、歌詞の内容ではそのにぎやかな曲風に反して、社会問題に鋭く切り込んでいます。

ゼンクァンによりますと、彼らは「まるで宗教のように掲げられており、反論することが許されない社会的価値観を覆したいということです。この気持から、彼らは自分たちのことを、「宗教詐欺師」と名付けました。

この独特な音楽性と歌詞により、ゼンクァンの音楽は、結構好き嫌いが別れています。「うるさい」「何を歌っているのかわからない」と批判する人も少なくない一方、彼らのことを「聞くほど病みつきになる」「深みのある歌詞が素敵」と絶賛する人も大勢います。

皆様なら、彼らの歌をどう思うのでしょうか?

 

※5月25日にご紹介した曲:
1.「舉頭三尺有神明」(神様はどこに)
2.「九號公路」(九番道路)
3.「還山」(Return to the Mountain)
4.「同温層的雨季」(成層圏の雨の季節)
5.「神一様的存在」(神様のような存在)

 

(編集:曽輿婷/王淑卿)

 

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