ナルワンアワー(金曜日) - 2020-05-22

  • 22 May, 2020

「長所は短所」ということわざがあります。これは、ある長所は特によっては、もしくは見方によっては短所になりうるという意味ですが、国民性においてもいえるかもしれません。もちろん、あまりステレオタイプで決めつけてはいけませんが、ある程度

 国民性についても、いえると思います。

 これは私の個人的な感覚ではありますが、日本人は自分自身が他人に迷惑をかけること気にする人が多い一方で、迷惑をかける人に対しては世間の目が厳しい印象がありますが、台湾の人は、自分にも他人の行為にも緩い人が多いように思います。

 先頃、台湾のネット掲示板で、日本人の友人とコンビニエンスストアに買い物にいった台湾のネットユーザーの投稿が、話題となりました。日本人と台湾の人の「迷惑」に考え方の違いが、少し垣間見える内容ですので、ご紹介しましょう。

 この投稿者は、台湾で暮らしある程度の月日が経った日本人の友人と、午後5時から6時にかけ、コンビニエンスストアに立ち寄り、ビールを購入しました。レジで2番目となった2人、しかし、前にいた仕事帰り風の女性は、荷物の引き取りにきており、店員さんとのやり取りで5分ほど待つことになったといいます。

 すると日本の友人は「台湾の人たちは、お店が混んでいる時間に荷物を引き取りに来る事が多くない?」と聞いてきました。投稿者は「帰宅するついで引き取りに来たんじゃないの」と答えましたが、その日本人の友人はさらに「それじゃあ、多くの人に迷惑をかけることにならない?」と首をひねり、自分は基本的に混んでいる時間は避け、一度家に帰ってから空いている時間に出直す、と話したそうです。

 投稿者はこの友人の反応を受け、混んでいる時間帯にコンビニでしてはいけないことは何だと思うか、と掲示板で問いたところ、荷物の発送、引取、公共料金支払い、ドリップコーヒーの購入などのほか、金額を言われてから小銭を探すなどの行為はイラッとする、という指摘が寄せられました。

 一方、「荷物受け取りも消費行為だ、5分待たされたとすれば、それは店員の責任だ」、「空いている時間は皆違う。」など、お客さんは責められるべきではない、という指摘もありました。

 このほか、「日本人は考えすぎ。日本では他人の目というプレッシャーが大きすぎるんだろう。」、「日本人は他人に迷惑をかけることを良しとしないから」、「台湾の人は自分の利便性を考えるだけ、でも、ここまで他人の迷惑を考えるのも日本人だけ」など、日本人と台湾の人々の国民性の違いを指摘する声もたくさんありました。

 そして、「その友人も、もっと台湾に長く住めば、君と同じようになるよ」と、現地化がまだ不十分だという、冗談めかした指摘までがありました。リスナーの皆様は、どうのようにお感じになりましたか?台湾暮らしが向いているのは、こんな事ではイラっとしない、持ちつ持たれつだ、という方かもしれません。

 

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