文化の台湾 - 2020-05-06立夏に敷居に座るな、なぜ?

  • 06 May, 2020
  • 王 淑卿
5月5日は立夏(写真:CNA)

5月5日は二十四節気の立夏に当たり、暦の上では夏が始まる日とされています。道理で、ここ数日、台湾ではとっても暑いです。一部のところでは日中最高気温が38℃を上回っています。立夏には台湾では各種のタブーがあります。夏の到来により、気温がますます高くなっています。栄養士は、水分とビタミンCのほか、赤い色の果物や野菜を多めに摂取することも薦めています。立夏の日に、敷居に座ってはいけません。この日に敷居に座ると、病気にかかりやすくなるといわれています。それはなぜでしょうか、

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燦々と照りつける太陽、ちょっと歩くと、汗で服がびしょびしょになります。皆様もこのような経験がありますか、二十四節気の立夏は、夏の訪れを知らせてくれます。

台湾では立夏の日にいくつかのタブーがあります。

例えば、敷居に座ってはいけないこと、

この日に敷居に座ると、病気にかかりやすくなるといわれています。

地理風水研究協会の張旭初・理事長によりますと、立夏は、門や入り口の守護神、「門神」と関係がある日です。ですから、この日、なるべく敷居に座らないよう気をつけなければなりません。台湾では、立春、立夏、立秋、立冬は、実は神様四人の名前だといわれています。ですから、一部の道教の廟の門には、この4人の神様の絵が描かれています。神様が宿っている門の敷居に座ることがタブーとされています。でも、今の建築でしたら、敷居が無いのがほとんどです。

でも、もしうっかりして敷居に座ったら、どうすればいいでしょうか、一年中、病気になるでしょうか、専門家の話によりますと、うっかりして敷居に座ったら、別のところの敷居六ヶ所、合わせて敷居七ヶ所に座れば、解消できるということです。

それはなぜでしょうか、台湾民間の風俗習慣に詳しい林正義・先生によりますと、「屋外は暑く、屋内が涼しい。暑くなったり、涼しくなったりしたら、病気にかかりやすくなる。でも異なるところの敷居七ヶ所に座ると、体は暑さと寒さを調節できるようになるはずだ」と説明しました。

一方、立夏には食べ物にも気をつけなければなりません。

例えば、白菜などの白い野菜や果物の梨など、漢方医学では、陰陽の「陰」に属する野菜や果物を食べるのを避けるべきです。

で、もう一つ「立夏補老父」ということわざがあります。

つまり、豚足と素麺を食べて父母の健康と長寿を祈る意味です。

台湾民間の風俗習慣に詳しい先生も、栄養士も、夏になったら、赤い色の野菜や果物を多めに摂取するようアドバイスしています。それはつまり、陽気を補うためです。もちろん、水分の補給も非常に重要です。

台湾北部・台北市にある台安病院の栄養士の劉怡里さんは、「立夏に高温が観測されるほか、日差しも比較的強くなる。そのため、水分の多いもの、例えば、スイカなどの瓜類、グアバ、トマトなどを多めに食べてください」と薦めています。

立夏には台湾では多くのタブーがあります。それを信じてもいいし、信じなくてもいいですが、とにかくビタミンCと水分をたっぷり補給して夏を迎えましょう。

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