スポーツオンライン - 2020-04-25

  • 25 April, 2020
  • 駒田 英

  今週の「スポーツオンライン」、まずは女子ソフトボール、女子ソフトボールの実業団リーグTPWSL(企業女子ソフトボールリーグ)の話題です。

 

 5シーズン目となる今シーズンは今日25日に開幕しました。今シーズンは昨年優勝の新世紀黄蜂、2位の新力旺旺獅、そして福添福嘉南ホークス、シーザーブレーブス、台北台産の5チームにより行われます。

 

 レギュラーシーズンはこれまで同様、前後期に分かれ、毎週土日、前期が今日25日から6月21日まで、後期が8月8日から10月11日まで、台湾北部、中部、南部の各球場で、各チーム総当りを8回、合計80試合行われます。

 

 そして、前期、後期の優勝チームが異なる場合は、年間勝利1位のチームが直接ファイナルに進出、もう1チームと、年間順位で次に続くチームが5戦3勝先制制のプレーオフを行い、このプレーオフの勝者者がファイナルに進み、ナンバーワンをかけて戦います。

 

 仮に、前後期ともに同じチームが優勝した場合は、そのチームはファイナル進出となり、年間順位2位と3位のチームがまずプレーオフで戦い、その勝者がファイナルに進むというルールとなります。

 

 新型コロナウイルスの影響により、今シーズンは、これまでリーグのレベルアップに貢献してきた日本の選手を含め外国人選手の登録はなし、全て台湾の選手による戦いとなる上で、全試合無観客試合で開催されますが、土曜の試合はスポーツ専門局のFOX台湾の公式ウェブサイトで、日曜日はフェイスブックやyoutubeで中継がされるということですので、ご興味のある方は是非御覧ください。

 

(ジングル)

 続いては、台湾プロ野球の話題です。昨年の王者ラミゴモンキーズを引き継ぐ形となった楽天モンキーズがロケットスケートをきっています。24日までの各チームの戦いぶりをご紹介いたします。12日に開幕した台湾プロ野球、24日まで各チーム7試合から9試合消化し、楽天モンキーズは23日の中信兄弟戦は、4対1とリードした3回裏の時点で大雨となり中断、「保留試合」となりましたが、ここまで成立した7試合で負けなし、7戦負けなしでトップに立っています。この「保留試合」というのは雨の多い台湾ならではのルールで、一回の表裏を終えた試合が、その後、大雨などにより続行不可能となった場合、試合が成立していなくても、後日、試合の続きを行うというルールです。

 

 モンキーズは、投手の防御率こそリーグ2位の4.84ですが、チーム打率350、17ホームラン、64打点はいずれもリーグトップ、「暴力猿」打線と呼ばれる脅威の破壊力をみせています。中でも、昨年のシーズンMVP、左打ちの大砲、チュー・ユーシエン選手が打率536、7ホームラン、15打点と当たりに当たっています。このチュー選手が主に7番を打っているというモンキーズ、その恐ろしさがおわかりになると思います。

 

 順位の続きをご紹介しますと、2位は3勝5敗で、富邦ガーディアンズと、中信兄弟が並び、最下位は3勝6敗で統一セブンイレブンライオンズとなっています。

 

 リーグ歴代最多勝の名将で、昨年までモンキーズを率いていた洪一中・監督が、新監督に就任したガーディアンズは、頼みの外国人投手がケガないし不調で勝ち星が計算できず、苦しいスタート、中信兄弟は3人の外国人投手を始め投手陣は、チーム

防御率2点台と健闘しているものの、打線がチャンスで打てずなかなか調子に乗れません。また、シーズン前から、林岳平・新監督が、目標は勝率5割と弱気だったライオンズは、チーム打率、防御率ともに最下位、エラーもリーグ最多と厳しい状況、奮起が期待されます。

 

 無観客とはいえ、世界に先駆けスタートした台湾プロ野球は、日本のイレブンスポーツでも一部の試合が無料で観戦できるほか、各チームの公式ツイッターで、英語実況の中継をお楽しみいただけます。野球に飢え、台湾プロ野球にご興味のある方は是非御覧ください。 

 

(ジングル)

 おしまいにバスケットボール、男子のセミプロリーグSBLの話題です。プレーオフの勝利チームが決定、シーズンチャンピオンを決めるファイナルが行われています。

 

 先週のこの時間で、レギュラーシーズン2位の桃園璞園と、同3位の裕隆ラクスジェンが14日から5試合3勝先勝制のプレーオフに臨み、裕隆ラクスジェンが、外国人選手を一人欠く桃園璞園に連勝、王手をかけているとお伝えしました。

 

 迎えた18日の第3戦、2連勝の裕隆は第1クォーターからいきなり18対2と猛攻でリードを広げます。その後、桃園璞園はアウトサイドからの攻撃が功を奏し、点差をつめ、共に外国人選手が1人となった第2クォーターでは優位に進め、前半を終え40対47と7点差に迫ります。

 

 しかし、第3クォーター、裕隆は巨漢のブラー選手を投入、桃園璞園のディフェンスを崩すとリードを拡大、最終第4クォーターも簡浩選手の3ポイントシュートが効果的に決まり、結局100対85で桃園璞園を下し、3連勝でファイナル進出を決めました。

 

 そして、レギュラーシーズン前後期優勝で1勝のアドバンテージをもつ台湾ビールと、プレーオフを勝ち抜いた裕隆ラクスジェンの間で、21日から6試合、4勝先勝制のファイナルが行われています。

 

 21日の第1戦、プレーオフを3連勝で勝ち抜け勢いに乗る裕隆は、第1クォーターは呂政儒選手が活躍、第2クォーターは簡浩選手が活躍、41対35、6点リードで前半を折り返します。後半、台湾ビールは6連続得点で、2点差まで迫りましたが、裕隆は粘り、88対83で勝利、1勝目をあげ、1勝1敗のタイとしました。

 

 FIBA(国際バスケットボール連盟)が世界へ向け生中継した23日の第2戦、士気のあがった両チームは一進一退の攻防を続け、第3クォーターを終わって、裕隆が67対66と1点リードと僅差となりましたが、最終第4クォーター、裕隆が優勢に進めリードを広げ、89対83で逃げ切り連勝、2勝1敗とリードしました。

 

 迎えた昨日24日の第3戦、この試合も序盤は裕隆のペースで前半を終えて47対40とリードしましたが、台湾ビールは初戦、2戦目と不調だたアウトサイドの攻撃が活きていました。第3クォーターに入り、連日の試合の疲れか、急に動きが悪くなり攻守の精度が落ちた裕隆に対し、台湾ビールは攻勢をしかけ24対14と圧倒し逆転、続く第4クォーターも8連続ポイントなどでリードを広げ、94対74でこのファイナル初勝利、2勝2敗のタイに持ち込みました。

 

 第4戦は26日に行われます。残り3試合、優勝をつかむのはどちらのチームか、SBLファイナルの結果につきましては、来週のコーナーでお伝えします。ご期待ください。

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