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ナルワンアワー(月曜日) - 2020-04-20農委会:台湾最大の農産品輸出国は日本

  • 20 April, 2020

行政院農業委員会(略称:農委会)の陳吉仲・主任委員が14日に発表したところによりますと、新型コロナウイルス感染症の影響で、日本は台湾の農産品の最大の輸出国となりました。新型コロナウイルス感染症が発生する前、中国は台湾の農産品の最大の輸出先でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、単一市場に頼っている台湾の農産品市場で異変が生じました。

行政院は14日午後、新型コロナウイルスのパンデミックのために大きなダメージを受けている台湾の農家を支えるための支援策を説明する記者会見を開き、龔明鑫・政務委員や農業委員会の陳吉仲・主任委員ら政府要人が出席しました。

龔明鑫・政務委員によりますと、農業委員会の支援策第一弾は特別予算と関連の基金を台湾元53億6800万元あまり(約日本円192億円)編成すること、第二弾は特別予算に支援金・助成金を19億8500万元(約日本円71億円)追加すること、二つ合わせて台湾元73億5300万元(約日本円263億円)に上ります。台湾全域の農家はおよそ90万世帯です。この支援策は、50%以上の農家を助けることが出来ます。

陳吉仲・主任委員によりますと、現在台湾の農産品の輸出入はまだ好調な状態にあります。先週までの輸出額は台湾元272億元(約日本円975億円)で、昨年同じ時期の台湾元290億元(約日本円1040億円)に比べて18億元しか減少していません。そのうち、中国への輸出は台湾元24億元(約日本円86億円)減りましたが、ほかの国々への輸出は台湾元6億元多くなっています。

台湾の農産品の最大の輸出先は中国でした。海外に輸出された農産品の23%から25%を占めていました。昨年台湾の農産品の主な輸出先は、中国、日本、アメリカ、シンガポールという順になっていました。このたびの新型コロナウイルス感染症は、台湾の農業にとって危機から転機に変わりました。日本はすでに中国に取って代わって台湾の農産品の最大の輸出国となってます。例えば、今年はパイナップルの日本向け輸出が特によくなっています。輸入の枠では、今年は昨年の同じ時期に比べれば、僅か台湾元6億元の減少でした。影響はあまり大きくありません。

陳吉仲・主任委員は具体的な例を挙げて説明しました。例えば、パイナップル釈迦頭。これまでは中国は最大の輸出先でした。でも現在、シンガポールなどの新南向政策の対象国にも輸出されています。新南向政策とは、東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなどの18ヶ国との広範囲の関係促進政策です。これらの国々は台湾の農産品を大量に輸入していることから、農業委員会は輸送料に補助を出しています。新型コロナウイルス感染症の影響で、台湾の農産品の輸出は単一市場から複数の市場になりました。今後も輸出補助金の支給を継続する方針です。欧米、日本、シンガポールなどの国々への輸出が主な対象です。

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