文化の台湾(2019-10-16) 陶磁器の都・鶯歌

  • 16 October, 2019
  • 林 蕙如
鶯歌にある「鶯歌陶瓷博物館」では今回の「陶磁器親子フェスティバル」で、初めてお泊りイベントが開催され、参加者は夜の博物館を満喫できる。(資料写真:RTI)

台湾北部・新北市の鶯歌区は、陶磁器の生産地として知られています。鶯歌区は地元にオウムのような形をする大きい石があるから、インゴとも呼ばれています。インゴは、台湾最大の方言、台湾語です。オウムの意味です。今週末、鶯歌で「陶磁器親子フェスティバル」が開催されます。今回のフェスティバルでは、親子コンサートや陶器市、陶器のDIY体験イベントなどが行われるほか、鶯歌にある台湾唯一の陶磁器をテーマとする博物館、「鶯歌陶磁器博物館」も初めてお泊りイベントが開催され、参加者は一連のDIY体験を通じて、夜の博物館を満喫できます。また、色鮮やかなオウムをテーマとする仮装を身に着ける100人のオカリナ奏者による仮装行列も行われます。鶯歌の自然環境と芸術文化を融合させたこのフェスティバルは、20年以上前から、毎年開催されています。かつて交通部観光局に台湾の10大祭りに選ばれ、鶯歌の町おこしの一翼を担ってきて、鶯歌が陶磁器の町として台湾北部の人気観光スポットになったことにも貢献しています。200年以上の歴史がある鶯歌の陶磁器作りは、近代台湾の陶磁器工芸の発展にきわめて重要な役を果たしています。今週の文化の台湾では、鶯歌における陶磁器の生産と発展の歴史についてお話させていただきます。

(編集:林蕙如/王淑卿)

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