ウーロンブレーク(2019-10-09)文夏「黄昏的故郷」

  • 09 October, 2019
  • 曾 輿婷

台湾の盲目の男性シンガーソングライター、蕭煌奇(リッキー・シャオ)は、新曲のミュージックビデオを撮影するために、このほど日本の北海道にある、天売島に数日間滞在していました。島を離れる前、リッキー・シャオは民宿でお世話になった女将さんに感謝するため、台湾最大の方言、台湾語でカバーした、日本語の歌を披露し、女将さんを感動させたそうです。

リッキー・シャオが歌ったのは、「黃昏的故郷」(故郷の夕暮れ)です。これは日本の演歌歌手、三橋美智也が1958年に発表した「赤い夕陽の故郷」のカバー曲です。原曲では、ふるさとにいる母親と恋人への思いや郷愁を歌っています。その後、台湾語歌謡界の大御所歌手で、台湾の著名なミュージシャン、文夏が、この歌を台湾語に翻訳して発表しました。

このうたは、戒厳令が敷かれていた時代、海外へ逃亡した、反体制運動の支持者たちが、故郷を偲ぶ代表的な一曲となり、海外の台湾人の集まりで、最もよく歌われる一曲にもなったそうです。

 

(編集:曾輿婷/王淑卿)