文化の台湾(2019-08-28)台湾食文化ー夏の飲み物

  • 28 August, 2019
  • 林 蕙如
冷蔵庫がまだ一般化していない時代に、飲み物を冷やすのに使われているのはこのような樽。

夏が長い台湾では、冷たい飲み物やデザートが非常に多彩です。町中にたくさんある持ち帰り専門の飲み物店は、ジュースやお茶だけでなく、はちみつレモンティーや伝統的な冬瓜茶をはじめ、液体だけの物もあれば、最近日本で大ブームを起こしたタピオカミルクティーのようにタピオカやこんにゃくなどのトッピングが入っているものもあります。ところで、台北の著名な観光スポット迪化街に、「迪化街二〇七博物館」という小さな博物館があります。そこは漢方薬店の老舗「広和堂薬舗」の建物を再生したものです。台北市政府に歴史建築と指定されているそこは、近代のモダニズム建築でありながら、緻密な装飾が施されています。2017年から、台湾の生活文化を伝える小型博物館として一般公開されています。この博物館は7月から12月15日まで、「食涼-夏日的滋味(夏日の味)」という、台湾の伝統なソフトドリンクや氷菓子を紹介する特別展示が開催されています。今週の文化の台湾は、この展示の内容を中心に台湾の伝統的な冷たい飲み物について、お話させていただきます。

(編集:林蕙如/王淑卿)