文化の台湾(2019-07-17) 台湾食文化-「意麺」

  • 17 July, 2019
  • 林 蕙如
油で揚げた意麺は、茹でた後スープやソースに絡みやすいので、台南名物の「タウナギ意麺」や「鍋焼き意麺」によく使われている。
薄くて細い南投意麺は汁ありでも汁なしでもおいしい。(写真提供:南投県政府)

ここ数年、台湾ラーメン、台湾つけ麺、台湾まぜそばなどが日本で話題になったようですね。名前に台湾がついていますが、どれも日本発祥のもので、台湾にない、台湾とあまり直接な関係がないものです。台湾の麺といえば、日本の方にも人気がある担仔麺(タンツー・メン)や牛肉麺、台湾人のソールフードと言われている麺線、いずれも台湾を代表するグルメです。

台湾人の主食はもともとご飯を中心にしていて、麺料理はだいたい間食として食べられていました。戦後、国民政府が中国から台湾へ渡ってきた際、中国大陸各地からたくさんの人が台湾に移住してきて、中国北部の麺を主食とするこれまでの台湾と違う食文化が入り、台湾の麺料理も多彩になりました。

台湾人がよく食べる麺は原材料から2つの大分類に分けられます。一つは小麦粉で作ったもの。例えば、担仔麺に使われる油麺(ユー・メン)、牛肉麺に使われる陽春麺、麺線などがあります。もう一つはお米で作ったもの。例えば、ビーフンや米苔目(ミータイムー)があります。米苔目は見た目はうどんに似ていて、もちもちとした食感が特徴なものです。こんなたくさんある麺類のなか、陽春麺、意麺(イ・メン)、麺線、油麺が台湾4大麺と言われています。今週は、意麺についてお話させていただきます。

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