文化の台湾 - 2019-07-03 台湾ウーロン茶の父・李春生

  • 03 July, 2019
  • 林 蕙如
李春生氏がスコットランド商人、ジョン・ドッド氏と一緒に台湾ウーロン茶をアメリカへ直送したことによって、台湾ウーロン茶が正式に世界の舞台に上がった。(写真提供:Taiwan People News)

台湾の名物といえば、皆様はまず思い浮かぶものは何でしょうか?

たぶん台湾茶と答えられる方は少なくないでしょう。台湾茶と言っても、いろいろな種類がありますが、日本の方にも人気があるウーロン茶は代表的と言えます。

台湾ウーロン茶はもともと中国の福建省から伝来したものですが、製茶の工程は中国ウーロン茶とは違って、味も違います。台湾ウーロン茶は茶葉が発酵する途中で、加熱することによって、発酵を止めるので、茶葉本来の香りがちゃんと残ります。また、加熱をした後、茶葉を揉んだり、揺らしたりすることで、茶葉をより柔らかくし、形も丸くなります。ウーロン茶をいれる時、熱湯を茶葉にかけた瞬間、丸まった茶葉が伸びて、ふわっとする香りも台湾ウーロン茶の売りの一つです。

現在、世界中に広がる台湾ウーロン茶が世界で名が知られるようになったのは百年以上前に遡れます。それは台湾茶の父と呼ばれている李春生さんの尽力があってからこそ実現できたといわれています。今週は、李春生さんを中心に台湾ウーロン茶が世界の舞台に上がった当時について、お話しさせていただきます。

(編集:林蕙如/王淑卿)