台湾ミニ百科(2019-05-15)「眠らない街」東区の衰退

  • 15 May, 2019
  • 曾 輿婷
2018年2月、東区で40年も営業し、多くの政治家に愛されていたレストラン「永福楼」は閉店した。東区の不況の後ろに隠されている真相、高額な賃料問題が注目され始めた。(写真:CNA)

台北市の中心部、と言われる東区は、台北メトロのブルーライン(板南線)の忠孝復興駅、忠孝敦化駅、國父紀念館駅のあたりです。ここには、大きなデパートが4軒聳え立っており、台湾初めての24時間本屋も、ここにありました。ビジネスビルが何軒も立ち並んでいるのと対照的に、区内では、パブも多いです。仕事帰りにパブで一杯、あるいは気晴らしに朝まで飲み干すのに、最適の場所です。ほぼ毎日、若者たちはここに集まり、夜遊びを楽しんでいます。

2012年頃の東区は、台北市で一位か二位を誇る繁華街です。周辺の駅、忠孝復興駅、忠孝敦化駅、國父紀念館駅の利用者数は、毎月のべおよそ300万人にものぼっていました。

ところが、近年、東区では閉店が相次いでいます。東区の空き店舗率は、13%、台北市で最も高いです。その影響で、客足も遠のいていきました。台北メトロの統計資料によりますと、東区の駅の利用者数は、2013年にピークを迎えた以降、年々減っています。去年までの統計ですが、利用者数が五年間で9%も減少しました。およそ一日あたり1.3万人、全部で500万人も少なくなりました。