文化の台湾(2019/02/15)国運籤と発財金

  • 15 February, 2019
  • 曾輿婷
台南市北門南鯤鯓代天府の国運籤。(写真:CNA)

旧正月のお休み、いわゆる「春節」は、10日に終わりました。休み明けの最初の一週間なので、今でも町中では旧正月の雰囲気がまだ漂っていて、「あけましておめでとう」とあいさつする声もあちこち聞こえます。

少し遅れていますが、今週は旧正月の間に、台湾人が熱中していることをいつかを取り上げてお話ししたいと思います。

 

まずは、毎年の旧正月になると、国をあげて注目されている「国運籤」です。国運籤は、日本語でいうと、国運を占いおみくじです。

民間信仰によりますと、台湾中の神々は毎日、私たち凡人の行いを見守ります。転んだ子供を助けたとか、ゴミをポイ捨てしたとか、いいことも悪いことも、全て神様によって記録され、将来は因果応報となります。毎年の旧正月の12月24日に、神様は天に戻り、一年の観察成果を報告します。この日は、神様を送る日、「送神日」と言い、それ以降台湾各地の廟宇やお寺に、神様がいない状態となりますので、日本の「神無月」に似ています。

 

神様が再び戻ってくる日は、旧暦の1月4日です。この日になると、各地の廟宇やお寺、個人会社などでは、神様を迎える儀式が行われます。一年の初めでもありますので、儀式のついでに、おみくじを引いて、神様に国運や社会情勢などを伺います。これは「国運みくじ」の由来です。...