文化の台湾(2019/02/08)百年崑曲の担い手:白先勇

  • 08 February, 2019
  • 曾輿婷
2月22日~24日、白先勇による崑曲三部作の一つ『潘金蓮』。(写真:両庁院/提供)

「中国のオペラ」に譬えられている、中国の伝統芸能「崑曲」。役者さんは、笛や太鼓などの楽器による伴奏につれて、歌いながら、優雅な踊りを披露します。文語文の脚本で、中国の文学の美しさが感じられ、文化の伝承に大きな役割を果たしています。清朝の時は全国中に大ブームとなり、皇室から庶民まで、広く愛されていて、「百戲之母」(演劇の始祖)と呼ばれています。

 

ところが、清朝の半ば以降、口語体で書かれた脚本を演じている演劇が主流になったのに連れて、崑曲は段々衰退しました。各地にいる崑曲の伝承者の多くも、その後の戦争や動乱によって亡くなり、伝承の危機を迎えています。2001年にはユネスコによって「無形文化遺産」に登録されました。

近年、中華圏の著名な小説家・白先勇を始め、崑曲の復興が積極的に取り組まれています。…