文化の台湾(2019/02/01)台北郵便局90周年と台湾の郵便

  • 01 February, 2019
  • 曾輿婷
台北郵便局では15日から、中華郵政の創設123周年に合わせ、創設90周年記念イベント「123郵台灣—台北郵局創建90週年慶」と題して、台北郵便局歴史切手展や記念誌の編纂などの一連のイベントを開催している。(写真:CNA)

今年の1月15日から、台北市の北門駅の近くにある、台北郵便局は、創設90周年、並びに台湾の郵政会社・中華郵政の創設123周年を祝い、一連の記念イベントを開催しています。イベント期間は一年。フォトコンテストや歴史切手展、台北郵便局の記念誌の編纂などを通して、台湾の郵便局の歴史を紹介しています。

 

台湾の郵便システムは、1888年、清朝の劉銘伝・巡撫によって創設されました。1896年に設置された中華郵政に続き、台北郵便局は1929年に、台北城の城門・北門の隣で、バロックとギリシャの建築様式を取り入れた建物を造りました。

今から百数年前の中国の情報通信は、道を整備し、一定の距離に、ジャムチという宿、食料、換え馬を備えた宿駅を設置し、使者によって情報を伝達していました。清朝の1842年、アヘン戦争で敗戦した中国は、開国することになりました。中国にやってきた外国人が、母国との通信の手段がありませんので、各自の領地でそれぞれ郵便局を設置しました。

 

新たな郵政制度を目にした清朝政府は、当時の外交機関の請願により、郵政機関を設置することにしました。大きいと清朝の清と書く「大清郵政」が、今から123年前の1896年、皇帝に承認され、その翌年に発足しました。...