ナルワンアワー(金曜日) - 2019-01-11 台湾鉄道としなの鉄道の乗車券無料交換や列車相互ラッピング企画

  • 11 January, 2019
  • 王 淑卿
台湾鉄道の区間車(各駅停車用の通勤列車)の車両、EMU500型電車1編成が、しなの鉄道色と呼ばれる同鉄道のオリジナルの車体カラーに塗装され、8日から台湾西部の大動脈、西部幹線で運行されている。(写真:CNA)

今週は台湾と日本の鉄道交流についてご紹介します。台湾の在来線、台湾鉄道では2012年から日本の鉄道会社と積極的に、鉄道会社同士、もしくは駅同士や車両同士などの「姉妹協定」や「友好協定」を締結しています。昨年2018年3月26日、台湾鉄道は、長野県の軽井沢駅と妙高高原駅を結ぶ第三セクター、しなの鉄道と「友好協定」を締結しました。

双方は昨年5月から今年3月いっぱいまで、友好協定締結にちなんだキャンペーンを行っています。しなの鉄道の「軽井沢フリーパス(2日間用)」、または「軽井沢・長野フリーきっぷ」を購入した利用者は、台湾鉄道の台北駅、新竹駅、または中部・彰化県の二水駅の各駅において、そのフリーきっぷと、北部・新北市の平渓線、北部・新竹市、新竹県を結ぶ内湾線、そして中部・彰化県と内陸県南投県を結ぶ集集線のいずれかの路線の一日フリーきっぷと無料で交換できます。

一方、台湾鉄道の集集線一日フリーきっぷの購入者、もしくは東部の花蓮駅で上下車した利用者は、しなの鉄道の窓口にそのきっぷをもっていけば、「軽井沢フリーパス(2日間用)」と無料で交換できます。

なお、台湾鉄道ではこれまで、日本の鉄道会社、京浜急行電鉄や東武鉄道などと、自社の車両に相手側の車両のラッピングを施し運行する交流企画、相互ラッピング企画を行ってきました。台湾鉄道としなの鉄道との間でも、昨年11月、まず、しなの鉄道の115系電車に、かつて台湾鉄道の特急、自強号で運用されていたEMU100型をイメージした塗装、車両の両端部、車両正面は鮮やかなオレンジ色と黄色、側面は上半分がクリーム色、下半分が薄い茶色という塗装がなされました。

そして、このほど、台湾鉄道の各駅停車用の車両、EMU500型電車1編成が、しなの鉄道色と呼ばれる同鉄道のオリジナルの車体カラーに塗装され、8日から運行が始められました。この車両は、今後およそ3年間、台湾西部の大動脈、西部幹線の通勤列車に使われるということです。