文化の台湾(2018/11/23)台湾の中薬薬局が存続の危機に?

  • 23 November, 2018
  • 曾輿婷
中薬薬局関係者が薬事法の改正を求めるデモを行っている。

皆さんは「中医学」をご存知ですか?およそ今から2600年も前から伝わってきた、中国の伝統医学のことです。台湾だけではなく、中華圏の多くの人々の日常生活の一部になっており、中華文化の代表的なものの一つと言えます。

 

ところで、伝統の中華文化をしっかりと守り、伝承していることを誇っている台湾では、将来、中薬薬局が一軒も見つからないかもしれません。中薬商業労働組合の調査によりますと、1993年から2008年の15年間だけで、台湾では4805軒の薬局が潰れ、およそ毎年320軒、ほぼ毎日に一軒の猛スピードで閉店されました。その後の2015年までにも、七年間で1265軒、およそ毎年181軒の勢いで薬局が次々と閉店することになりました。今から25年前の1993年に、台湾では1万5000軒の薬局がありましたが、2015年までにその三分の一はすでになくなりました。残り一万軒弱の薬局も、これから年に200軒、300軒というスピードで消えていき、いつか台湾中に中薬薬局がいなくなると推定されています。

 

一体どうしてこのようなことになったのでしょうか。