文化の台湾(2018/11/16)台湾の「笠」

  • 16 November, 2018
  • 曾輿婷
客家民族の伝統紋様のある、笠の凧(写真:CNA)

最近、私の日本人の友達が台湾へ遊びに来ました。台北市内を案内しているところ、その友達がいきなり声をあげて「あれはなに?」と、とても面白そうに聞いてくれました。

彼女が指をさしているところをよく見たら、なるほど、そこにはひとりの清掃員がいます。清掃員の頭に三角形のようなものが被られており、夜にも関わらずにぼんやりと黄色の光が輝いています。賑やかでおしゃれな都会・台北市内で、ひときわ目立っている素朴な格好です。

 

それは中国語で、「斗笠」と言います。竹で作られた、雨や日差しを避けるための帽子のことです。日本でも似たようなものがあり、「笠」と呼ばれでいますが、台湾の笠は日本のと違い、真ん中では魔女の帽子のように少し尖っています。その清掃員が被っているのは、まさに真ん中が尖っている笠です。黄色い光が輝いているのは、反射シールが張ってあるからです。と説明したら、友達が納得した表情を見せました。しかし、私は何となくもやもやとなりました。…