今週は、台湾の女性歌手・許茹芸(ヴァレン・スー)の「芙烈亞」(フレイヤ)をご紹介いたします。
許茹芸は、1995年ライブレストランでスカウトされ、デビューしました。ウィスパーのような透明感のある裏声と、パワフルな地声を切り替えたりするという独特な歌い方で人気を集め、1990年代末期の「台湾三大歌姫」の一人として数えられています。
「芙烈亞」は、北欧神話で愛情と戦い、豊穣と魔術を司る女神「フレイヤ」のことです。その両面性から、フレイヤはよく恋に落ちたら、勇敢で積極的にアプローチする女性のたとえとして使われています。