ウーロンブレーク(2018/08/16)Magaitan「Minu qa」

  • 16 August, 2018
  • 曾輿婷
瑪蓋丹

今週は、台湾の原住民・サオ族の男性歌手・Magaitan(マガイタン)の「Minu qa」をご紹介いたします。

Magaitanは、台湾で僅か700人しかいない、最も人数の少ない原住民族・サオ族に生まれました。国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に「消滅の危機にある言語」と認定された部族の言葉を伝承するため、彼は今まで30年以上サオ族語で創作活動をしています。

 

「Minu qa」は、サオ族語で「どうした?」の意味です。原住民と、台湾人の90%以上を占める民族・漢民族と土地をめぐる争いをテーマにしています。曲の前半は、サオ族の故郷・日月潭の中央に、部族が共有している丸木舟が土地の争いでなくなったことを歌っています。後半は、昔酋長が言った「土地をちゃんと守れ」という言葉を思い出しながら、土地が奪われた現実を嘆いています。