リスナーの皆様は、台湾を代表する農産物といいますと、何をイメージされますか。農業が盛んな台湾では、様々な農産物が収穫され日本を含む世界各国に輸出されています。最近ですとマンゴーが特に有名ですが、年配の方の中にはバナナやパイナップルをイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。こうした作物とならんで、かつて台湾を代表する農作物といわれたのがサトウキビです。台湾における、その栽培の歴史は非常に古く、サトウキビを原料とした砂糖製品は、なんとオランダ占領時代から世界各国に輸出されました。台湾の製糖業は現在、かつての輝きは失われてしまったものの、今なお生産はされています。そして今、台湾は、およそ3ヶ月に渡る製糖シーズンの真っ最中です。今週の「台湾ミニ百科」では、台湾の製糖業の歴史についてご紹介しましょう。
台湾ミニ百科(2015/1/14)台湾の製糖業の歴史
- 14 January, 2015