4月3日に台湾東部‧花蓮で地震が発生し、それ以降も余震が頻発している。さらに、前線の影響により雨が続いているため、台湾中部‧南投県仁愛郷の能高越嶺道西側の6キロ地点と10キロ地点で崩落が断続的に発生している。山小屋「天池山荘」の管理人が10キロ地点の崩落現場で、さまざまな大きさの岩石が次々と落下する危険な様子を撮影した。また、同郷の力行産業道路では、9人乗りのワゴン車よりも大きな岩が道路に転がり落ちたが、幸いなことに人や車に衝突することはなかった。最近地震が頻発していることから、登山を趣味とする名医の王士豪氏もフェスブックで、安全のため、少なくとも雨季が明けるまでは登山を控えると投稿した。
(編集:許芳瑋/本村大資)