台湾の漫画家・簡嘉誠が、日本外務省主催の第17回日本国際漫画賞で最優秀賞に輝きました。受賞作品は「青空下的追風少年(Wind Chaser Under the Blue Sky、邦題:青空のもと、風追う少年)です。
台湾の漫画家・林奕辰の作品「二零七之骨(邦題:207番目の骨)」と、清水の作品「友恵的小梅屋記事簿2(邦題:友恵の小梅屋おぼえがき)」も入賞しました。
日本国際漫画賞は、外務省が、海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画作家を顕彰する目的で、2007年に創設した国際漫画賞で、優秀な海外の漫画作品を外務大臣の名義で表彰しています。
第17回を迎える今年は、82の国・地域から過去最多となる587作品の応募がありました。またエチオピア、コモロ、セネガル、ルワンダのアフリカ4カ国から初めて応募がありました。
応募作品が最も多かったのは、中国で83点、次は台湾の69点、その次はアメリカの39点です。
(編集:王淑卿/本村大資)