
経済部(日本の産経省に類似)の王美花‧部長(大臣)は20日、「第34回台日工程技術研討会」に出席しました。王美花‧部長は挨拶で、台湾と日本は人材のバックグラウンドと労働文化という点で似ている。半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が海外工場を建設している中、日本のTSMC熊本工場が最も早く完成し、最も早く量産体制に入るとの見通しを示したほか、日本の材料メーカーも台湾に来て投資を行い、共に最先端の研究開発をしようと期待を寄せました。
王美花‧部長は、半導体は台湾と日本の間で最も注目を集めた議題のひとつであり、TSMCも日本の各界もTSMCの熊本工場の建設進捗を高く評価していると指摘しました。
王美花‧部長は、「それが順調に進んでいる大きな理由は、日本政府および地方機関のサポートだけでなく、台湾と日本の間の人材のバックグラウンドや、仕事文化の類似性も非常に重要な要素だと思う。このため、台湾と日本の協力は半導体の連携を通じて、また新たな発展をもたらすことだろう」と話しています。
王美花‧部長はまた、日本の材料技術は世界トップクラスであり、日本の材料メーカーは台湾と非常に似ている。その中に、国際的に有名な大手メーカーだけでなく、控えめながらも一流の企業も多く存在している。これらの業者が台湾に投資してくれることを期待している。それは、現在、台湾はすでに、世界において、最先端の製造プロセスの研究開発の中心地となっているため、日本の材料メーカーが台湾に来れば、共に最先端の研究開発に参加し、ウィンウィンが実現できるだろうと語りました。
(編集:許芳瑋/本村大資)