
中央選挙委員会は20日から24日まで、第16代中華民国正副総統選挙の立候補受付を行っています。与党‧民進党の公認候補である、頼清徳・副総統は20日、駐米台北経済文化代表処の蕭美琴・駐米代表とペアで立候補することを発表するということです。
一方、野党‧台湾民衆党の公認候補である、柯文哲・主席は19日、「民衆党の総統候補として最後まで戦い続ける」と述べたことから、台湾民衆党と野党・国民党との一本化協議の破局を示唆しているのではと囁かれています。
これに対し、国民党の公認候補である侯友宜・新北市長は19日夜、「両党の協力のために侮辱され、皮肉を言われても、一度も反論したことがなかった」、「柯文哲氏が最終的にどのような決定を下そうとも、政権交代は必要だ」とし、「柯文哲氏の最終決定を尊重する」と強調しました。
(編集:許芳瑋/本村大資)