
台湾の首相に当たる行政院の陳建仁・院長が26日、立法院で施政報告を行い、答弁に立ちました。陳・行政院長はまず、立法委員らが前の会期に、国家の安全保障、社会の安定、人民の安心、持続可能な環境の実現に向けた対策など、国民の生活と経済の発展に関する法案を140項目可決したことに感謝しました。
この140の法案のうち、行政院が送った法案は、112に達し、過去20年来、単一の会期で可決された法案の数としては最高だということです。
陳・行政院長は、行政院は最近、「経済面における実力強化」、「安全で快適な環境作り」、「台湾の民主主義の確保」といった三つの方向に向かって政策を進めており、今後もさらに努力すると述べました。
陳・行政院長は、我々内閣は、幸せで、一致団結し、強靭で温かい台湾を建設するために努力し続ける。台湾はこれからも各種の挑戦に直面するが、我々は台湾の明るい未来を切り開くために頑張ると話しました。