国防部(防衛省)は18日、17日から18日の朝までの間に、台湾周辺で中国の軍用機を延べ103機確認したと発表しました。これは、ここ最近では最多であり、すでに台湾海峡と地域の安全にとって深刻な挑戦だとしています。
国防部は、国軍は「戦いに備えるも戦いを求めず、戦わなければならない時には戦いを避けない」の態度で冷静に対処する姿勢を示したほか、「作戦を背景に、訓練を焦点に」という指導に従い、「あらゆる場所が戦場である」という考え方に「いつでも訓練を行う」という概念を取り入れ、防衛作戦能力を向上していくとしています。
国防部はさらに、インド太平洋地域の安全、発展に関わっている台湾海峡の平和と安定は、地域の各国の共同責任だ。中国軍が続ける軍事的嫌がらせは、情勢の緊張を急激に高め、地域の安全を悪化させる。北京当局に責任を果たすよう呼びかけ、このような破壊的な一方的行為を即座に停止するよう求めると強調しています。
(編集:許芳瑋/本村大資)