歩行者安全の向上を求めるため、市民団体「行人零死亡推動聯盟(歩行者の死亡ゼロ推進聯盟)」は20日午後、台北市内のケタガラン大通りで、デモを行いました。デモでは、「歩行者用施設の改善」、運転教習や運転免許試験、運転者管理制度の改革」、「歩行者の権利を守る法執行」、「交通関連の法制度の再構築」、また、「歩行者の事故死ゼロ」という5点の目標推進が訴えられました。
デモには交通部(日本の国土交通省に類似)の王国材・部長(交通大臣)も参加し、現状について謝罪したほか、任期中に、歩行者の権利改革と交通安全を最も重要な課題として尽力し、「2030年までの歩行者事故半減、2040年までの歩行者事故死ゼロ」という目標に向かって努力すると強調しました。
(編集:許芳瑋/本村大資/王淑卿)