
先ごろアメリカ上院・下院で可決された「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」第一段階の協定実施法案について、行政院の鄧振中・政務委員(無任所大臣、写真)はアメリカの著名なニュースチャンネル、CNNのインタビューを受け、「21世紀の貿易に関する台米イニシアチブ」は台湾のCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)参加への道を開く。また、中国が台湾を国際的に孤立させようとしていることへ対抗するのにも役立つだろうと述べました。
行政院経済貿易交渉オフィスの首席交渉代表を兼務する鄧振中・政務委員はインタビューの中で、「我々が伝えたいメッセージは、台湾は信頼できる貿易パートナーであるということ。我々は国際的な知的財産権を尊重し、ルールを守る、透明で民主的な社会だということだ。台湾が国際社会にさらに参与し、より多くの外資を誘致することができれば、より強く、より安全になるだろう」とし、台湾がCPTPPに参加する必要性を訴えました。
(編集:本村大資/王淑卿)