気象の専門家で中央大学大気科学部の吳德榮・副教授は8日、来週から本格的な梅雨に入り、豊富な水資源をもたらす一方で、災害を引き起こすという副作用もあるとし、注意を呼び掛けています。
呉・副教授によりますと、9日は引き続き不安定な天気で、各地で雲が多く、時折晴れ間がのぞくとのことです。午後は山間部付近で局地的に雷雨となり、雷雨の範囲は平地にも広がる見込みです。雷雨は夜まで続く可能性があり、一部の地域では雷、強風、瞬間的な大雨など大荒れとなるおそれがありますので、気象情報にご注意ください。気温は日中は暑くなりますが、雨が降ったあとはやや涼しくなるでしょう。
(編集:本村大資/王淑卿)