台湾の観光業の所轄機関、交通部観光局の張錫聡・局長と、台湾観光協会の葉菊蘭・会長が12日、台湾の旅行業者を率いて日本の東京で、「2023台湾観光プロジェクト再始動記者説明会」を開き、観光業の振興を図る意気込みを見せました。
日本でも高い人気を博している、台湾のデジタル発展省の大臣に当たる、唐鳳（オードリー・タン）・部長はシークレットゲストとして参加し、デジタル関係の科学技術の台湾の各分野における応用に関する経験を共有しました。
交通部観光局と台湾観光協会は、今年海外からの旅客を延べ600万人誘致する目標を達成できるよう取り組んでいます。台湾の日本駐在大使館に当たる、台北駐日経済文化代表処の謝長廷・代表、日本の超党派議員連盟の「日華議員懇談会（略称：日華懇）」の古屋圭司・会長、自民党青年局の鈴木憲和局長、日本旅行の小谷野悦光代表取締役社長ら貴賓が出席しました。
日本市場向け台湾観光プロモーションの新イメージキャラクターに起用された、日本の女優、川口春奈さんは、台湾観光プロモーション映像を撮影するため、台湾にいます。川口春奈さんは、ビデオメッセージを送り、台湾の美しさとすばらしさを日本の人々に伝えるよう頑張ると述べました。
交通部観光局の張錫聡・局長は、日本の観光業者に対して、観光局が実施している奨励措置を多く利用して、より多くの日本の方々に、台湾の美しい景色、美味しいグルメ、素晴らしさを感じてもらうよう呼びかけました。
台湾観光協会の葉菊蘭・会長は、きのう11日、日本旅行業の同業組合と覚書に調印した。日本の業者との協力を通じて、パスポートへの補助金支給などの奨励策を実施し、より多くの日本の方々の訪台を促すよう期待を寄せました。
交通部観光局と台湾観光協会は、記者会見で、台湾観光奨励策も発表しました。これらの奨励策には、５月１日から実施されている、台湾を３日間以上訪問する、個人客を対象にする、台湾元5000元（約日本円2万2000円）の消費金抽選イベント、４人以上の団体客への補助金の支給、一般社団法人日本旅行業協会とのコラボで推進している、500人という数量限定の訪台客パスポート申請費用半額措置、10月21日北部・新北市で実施する1000人を対象とするスカイランタンを飛ばすイベントなどが含まれています。
なお、交通部観光局と台湾観光協会は、13日と14日、東京の原宿のWITH HARAJUKU HALLで「2023台遊館in原宿」を開催します！
https://go-taiwan.net/TW2023-harajuku/
