オランダの半導体製造メーカASMLは、台湾で大規模な投資を行い、2ナノメートルプロセス向けの、光学測定装置の研究開発と製造を推進する計画について、経済部にA+企業研究開発補助金の申請を行いました。経済部は、サプライチェーンの技術革新や国内生産率の向上支援方法という2つの面について、審査を行い、早ければ5月に決定するとしています。
ASMLは去年、台湾での投資拡大を発表しました。北部・新北市の侯友宜‧市長は、ASMLが新北市の林口工業団地に工場を建設し、第1期の投資額は300億台湾元(およそ1280億日本円)以上、従業員は2000人規模になる見通しだと述べました。
経済部によりますと、この投資によってサプライチェーンに関連する企業の成長を促し、台湾におけるサプライチェーンの技術革新を持続的に向上させることを期待したいとのことです。
(編集:許芳瑋/本村大資/王淑卿)