
中国が中米における影響力を拡大している中、中華民国台湾の国交国・ホンジュラスの外務省は現地時間25日、台湾との数十年にわたる外交関係を中止すると発表しました。
ホンジュラスはツイッターを通じて、「ホンジュラス政府は一つの中国原則を承認する」、「中国政府は全中国を代表する唯一の合法政府だ」と発表しました。
ホンジュラスの外相は、中国との国交樹立は、経済面のニーズに基づくものだと認めました。
これについてアメリカ国務省は、ホンジュラス政府に対して、中国の多くの約束は最終的に不渡手形になったことを知ってほしい。台湾とパートナーシップを構築することは、長期的な経済と安全保障面におけるメリットがあると、ホンジュラスの熟考を促しました。アメリカ在台湾協会も中国はよく守ることのできない約束を使って相互承認を実現していると警戒を呼びかけました。