
中米にある国交国・ホンジュラスが中国との外交関係を樹立したことから、中華民国外交部(=外務省)は26日午前9時30分に臨時記者会見を開き、ホンジュラスとの国交断絶を発表しました。
外交部の呉釗燮・部長(=外相)は臨時記者会見でホンジュラスとの国交断絶を発表すると共に、関連の責任を回避しないとも述べました。
台湾はホンジュラスの外相が中国に赴き、両国の国交樹立の問題について話し合っていることを受け、張俊菲・駐ホンジュラス大使を召還し強い不満を表明しました。
なお、呉釗燮・外交部長は記者会見でホンジュラスから総額24.5億米ドルの金銭援助を求められたこと、ホンジュラスの駐台湾大使がきのう25日に台湾を離れたこと、今台湾にはホンジュラスの学生が175人いることも明らかにしました。