国交樹立国ホンジュラスのレイナ外相が、中国との国交樹立を協議するため代表団を率い訪中したことに対し、外交部は23日、「ホンジュラス政府は、台湾とホンジュラスの80年以上にわたる伝統的な友好関係を顧みず、長年にわたる援助をはじめ、彼らの問題解決を支援してきた我々の好意を無視し、外相を中国に派遣した。これは、わが国政府および国民の感情を著しく傷つけるものであり、我々は強い不満を表明するため、張俊菲ホンジュラス大使を直ちに召還することを決定したと表明しました。
外交部は、ホンジュラスのシオマラ・カストロ大統領の就任以来、我が国政府は可能な限り積極的にホンジュラス政府との二国間協力について協議し、彼らの発展を支援するために最大限の誠意を示し、14日にカストロ大統領がレイナ外相に中国との国交樹立を推進するよう指示を出してからも、我々は国交維持に関するコミュニケーションを続けており、しかも、ホンジュラス政府に対し、中国が出す条件を信用することの危険性を再度検討するべきだと警戒を呼びかけています。
（編集：本村大資／中野理繪／王淑卿）
