
台南で水不足が懸念されています。台南の主要なダム3カ所の総貯水量が「100年に一度の干ばつ」と呼ばれた、2021年の同時期とほぼ同じとなっており、台南市は市民に節水を呼びかけているほか、水資源局は、接近中の前線に関する気象状況を注視しています。
水資源局によると、去年の南部地区の降水量は過去30年間で最も少なく、曾文ダムおよび高屏渓の年間降水量は2年前の「100年に一度の干ばつ」の時期よりもさらに少なく、水資源局は去年8月より早めの干ばつ対策を開始しており、農業当局と協力しての灌漑、主要なダムの貯水量の確保、地域間の水量調整など、ダムに極力水を貯めておく措置を実施しているとのことです。
(編集:本村大資/中野理繪/王淑卿)