
財政部が7日発表した1月の貿易統計によりますと、輸出額が前年同月比21.2%減の315億1000万米ドル、日本円でおよそ4兆1700億円となり、5か月連続でマイナスとなりました。
旧正月の10連休による工場の稼働停止などの要因を除外しても、依然として 1% 近く減少となり、財政部の分析によりますと、現在の貿易情勢は昨年第4四半期の下降状況にあり、多くの不利な要因が続く中、輸出は第1四半期に引き続き底入れし、不況が続くということです。
主要輸出品目のうち、すべてが減少し、特にプラスチックゴムとその製品、光学機器はそれぞれ35%以上の減少。電子部品の輸出は20.1%減と、11年ぶりの大幅な落ち込みとなりました。半導体輸出は18.3%減少しました。
財政部によりますと、2 月の輸出は前年比 7% から 11% 減少すると予測されています。
(編集:岩口敬子/王淑卿)