
ハリケーン被害を受けた、中央アメリカにある台湾の国交国、ベリーズの早期復旧に協力するため、台湾国際幸福家庭連盟、国際キワニス台湾総会などの民間団体、企業、学校が3日、立法院(国会)で「愛をベリーズに届ける」と題されたイベントを行い、ベリーズ、セントビンセント及びグレナディーン諸島などの国交国の台湾駐在大使らも招かれて出席しました。
ベリーズは、昨年11月にハリケーン・リサに襲われ、大きな被害を受けました。この消息を受けると、中華民国政府は直ちにベリーズの復旧に20万米ドルの義捐金を寄付すると発表しました。
その後、台湾の民間団体なども義捐金の寄付など、相次いでベリーズに温かい手を差し伸べています。ベリーズのピッツ駐台大使は台湾の政府と国民の支援に感謝し、次のように述べました。
ピッツ駐台大使は、「ベリーズと34年も外交関係を結んでいる台湾は、一番早くベリーズの要望に応えた国だ。蔡英文・総統はベリーズに対する関心を示すと共に、ベリーズの政府、および人民と共にある立場も示した」と述べました。
セントビンセント及びグレナディーン諸島の駐台大使は、台湾人の人道支援を高く評価すると共に、台湾は真の友だと称えました。
(編集:王淑卿)