
政府主催の「台湾ランタンフェスティバルin台北」が2023年2月5日から19日まで開催されます。台湾の国境が開放されてから初となる大型国際イベントです。
台北市は19日、16の大型・中型ランタンをお披露目しました。製作したのは、台湾の若手芸術家 陳普さん、台湾に滞在しているメキシコ出身のリベラ(Lur Rivera)さん、瀬戸内国際芸術祭に毎年のように出展しているブラジル出身の大岩オスカールさんなどです。
これらランタンは、台北メトロMRT忠孝復興駅から国父記念堂まで設置されるということです。
柯文哲・台北市長は、「台湾ランタンフェスティバルin台北」は台湾が国境を開放してから初となる国際イベントだと述べました。
テーマは「光源台北Light up the Future」です。
大勢の観光客に、広いオープンスペースで開催する他の県市とは異なり路地の街である台北に訪れてほしいと述べました。
柯・台北市長は「ランタンに関しては、メインランタン1つ、サブランタンが6つだ。範囲は広く、168ヘクタールに300以上の作品が並ぶ。多くが国内外の、ビジュアル、デジタル、建築など著名な芸術チームのものだ。台湾原住民族の芸術家も参加する。また、40のアートショップを展開する。テーマは『光源台北Light up the Future(光源台北-未來)』だ。『光』は輝かしい進歩を、『源』は多様性やイノベーションの源流を、『未来』はバーチャルとリアルが融合したスマートシティを表している。」と説明しました。
「台湾ランタンフェスティバルin台北」は台北市内12の区に12のメインランタンが置かれます。
19の道教の廟では66の企業や団体、学校と共同で、区ごとの自然、文化芸術、民俗風習や文化的な特色を表現します。
また、東区商圏の活性化のため、200以上のランタン鑑賞特約店で割引などが予定されているということです。
(編集:風間みなみ/王淑卿)