
国家発展委員会の龔明鑫・主任委員は30日、半導体受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)の董事の立場で、TSMCのアメリカ・アリゾナ州の工場で12月6日に行われる予定の最初の設備搬入式典に出席することを明らかにしました。その際、あわせてアメリカ西海岸の企業を訪問するとみられています。
これは、龔・主任委員が「2023投資趨勢論壇(投資トレンドフォーラム)」イベントに出席した際に明らかにしたものです。
TSMCのアメリカ・アリゾナ州では、2021年から5ナノメートルプロセスの工場の建設が18か月に渡って進められてきていて、12月6日に、顧客、サプライヤー、学界や政府関係者などを招き、最初の設備を搬入するファースト・ツール・イン(First tool-in)という節目を祝います。
(編集:中野理絵/王淑卿)