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「小三通」の再開は?、民進党議員団:先方の準備ができていれば再開可能

  • 30 November, 2022
  • 中野理繪
「小三通」の再開は?、民進党議員団:先方の準備ができていれば再開可能
最大野党・国民党の立法院議員団が、政府に「小三通」と呼ばれる、中国大陸との「通航、通商、通信」の早期再開を呼びかけた。(写真:RTI/資料写真)

最大野党・国民党の立法院(=国会)議員団は30日、記者会見を行い、政府に「小三通」と呼ばれる、中国大陸との「通航、通商、通信」の早期再開を呼びかけました。

離島・馬祖の陳雪生・立法委員は、福建省台湾事務局と「小三通」再開について密に連絡を取っており、双方の人々も高く望んでいる。旧正月前までに「小三通」を再開し、このすり合わせによって両岸の平和の灯がともることを期待したいと語りました。

また、離島・金門の陳玉珍・立法委員も、金門の8000人以上の住民が署名した、「小三通」の即再開への要求を受け取った。このコロナ禍の2年余りに、金門の観光産業は70億元以上が蒸発しており、地元の人々の生活が危ぶまれていると話しました。

議員団の曾銘宗・招集人は、蔡英文・総統が今年の双十国慶節の演説で、台湾海峡の平和と安定の維持は、台湾海峡両岸の共同責任であると具体的に言及し、国境開放後、国民党議員団は、蔡・総統の発言の通り、一日も早く「小三通」を再開することを期待している。また中国大陸に相対的に好意を示し、両岸の文化・経済交流を拡大するよう呼びかけることを希望すると語りました。

与党・民進党の賴瑞隆・立法委員は、新型コロナが落ち着いてくれば、両岸は確実に「小三通」の問題を処理することができる。しかし、これまで両岸が納得いくモデルに到達するまで幾度も調整を重ね、意思疎通をはかったうえで、民間に引き渡され、実行に移されていた。これは必要な手順であり、民間も国家公権力に基づいていて、過去にどのように行ってきたか、現在どのようにしたらいいか、人々に有益であるようであれば実施することができる。両岸がいかなる政治的配慮を持たず、双方の政府がしっかりとコミュニケーションをとり、交渉していくことを願うと述べました。

賴・立法委員は、「もし、過去に両政府がコミュニケーションをとり交渉していたうえで民間に実施を任せていたのであれば、過去の方式と照らし合わせ、双方は、政治的な思想を必要とせず、人々のニーズを最優先にすべきだ。私は早く行えるようになると考えている」と語りました。

民進党議員団の郭國文・書記長は、政府の立場ははっきりとしている。「小三通」の再開に反対はしていない。重要なのは、両岸の情勢や新型コロナの状況といった事実によるものだ。もし先方の関係するマンパワーが充実していれば、政府も「小三通」再開を促進するために努力してくれると信じている」と述べました。

(編集:中野理絵)

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